真っ暗な……何も見えない空間。 自分がどこにいるのか、どこに立っているのか判らなかった。 二人部屋の一つに入院していた青年。 目が見えない自分の手足になって世話をしてくれた。 何故、そう言う雰囲気になったのか判らなかった。 でも……。 その人のキスも、手も、腕の中もとても暖かくて、まるで夢の中にいるような気がして、そうすることが当たり前のような気がした。 男同士なのに……。 『……くんっ』 『名前、呼ぶな……』 『で、も……ん……ぁぅ……』 『遊裏……』 『……っ! ぁあ……ん』 『それは、オレの本当の名前じゃねえんだよ』 『……じゃ、君の……名は?』 『……教えられんねえ……』 『っ! …………っはっ! な……んで?』 『オレ自身、知らねえからだよ』 耳元で囁くように呼ばれる声。 低く少し掠れたような声で、自分を呼ぶ。 その声…………。 「………」 目が覚めて見慣れない天井を見つめて、遊裏ははっきり悟った。 「そうか……。克也くんの声は……彼に似てるんだ……」 過剰に反応するのは、とても大好きな人の声に似ているから……。 結局、一度も姿を見ることはなかった彼の……。 「川井……静香……くん」 |
Millennium・Palace 『Next Stage』 第1話 |
早くに目が覚めて、遊裏は起き上がって周りを見回した。 一瞬、自分がどこにいるのか把握出来ず、ゆっくりと思い出す。 「ああ、そうか……ここは……Millennium・Palaceの中なんだ」 思い至って、遊裏はベッドを下り、ふと首を傾げた。 ――そうだ。 昨日、この部屋に戻って来た時は、克也がいたのだ。 克也の飲んでいたビールを少し分けてもらって、そうして……。 ――記憶が途切れている。 「……どこで寝たんだろう?」 まあ、ここは彼の家であるのだから、どこででも寝ることは可能だろう。 そう考えて、取り敢えず顔でも洗おうと、部屋を出た。 一階にある洗面所に行って用を済ませると、遊裏はそのまま、外に出てみた。 「……誰だ? てめえ」 不意にかけられた声に、慌てて振り向くと、見知らぬ自分と同年くらいの少年が数人、そこに居た。 遊裏と同じように、今起きた訳ではなく、一晩中起きていて、これから、寝に戻ろうとしていたのだろう。 「……あんたらは?」 遊裏は、その問いに答えようとはせず、逆に問い掛けて見た。 それが気に入らなかったらしく、中心にいた少年が周りに目配せをした。 遊裏を取り囲むようにして、少年がもう一度問い掛けて来る。 「……てめえは誰だよ? 何で、幹部の家から出て来る?」 「……人に尋ねる時は、自分が先に名乗るのが礼儀だって知らないのか?」 「は? 礼儀だぁ? 何抜かしてんだ? このチビが!」 言うなり、その少年が足元にあった小石を蹴りつけ、それが真っ直ぐに遊裏に向かって飛んだ。 それを避けようとした瞬間、横からの拳が、遊裏の頬を直撃して、軽い身体はそのまま後方に飛ばされた。 飛ばされた遊裏の身体を、取り囲んでいた一人が受け止めて、羽交い絞めにすると、別の少年が、遊裏の腹部に拳を入れようとした。 一瞬。 何が起こったのか判らなかった。 だが、弾き飛ばされたのは、殴ろうとした少年で、周りにいた面々は唖然と倒れた少年と、遊裏を見比べた。 遊裏は、羽交い絞めの形で抑えられてるのを良いことに、体重をかけて、足を蹴り上げて、自分の前に立った少年を蹴り飛ばしたのである。 呆気に取られている少年の腕が緩んだのを見計らって、遊裏は下げた頭を一気に上げた。 ちょうど、顎に後頭部が直撃し、痛みに腕が離れると、遊裏は腰を引いて、右足を上げて、反動をつけて、大きく回し、それが相手の脇腹を抉るように極まった。 「……コイツ……」 「ガキの頃からからかわれることも多かったんでね。小さいからって舐められるのも好きじゃないんだよ、オレは……」 家庭環境をからかわれることも多かった。 身体も小さかったから、大きな身体の同級生や上級生に、【的】にされることもあった。 だが、遊裏は自分に非があればともかく、そうではないのに、理不尽にやられることを良しとはしなかった。 殴られれば殴り返す。 蹴られれば蹴り返す。 暴言を吐かれれば毒舌で返す。 小さな身体と力の無さを補うように、そのスピードと身の軽さで、相手の攻撃を躱すことは常だった。 さらに、自分に力が無い場合の対処法で、相手の力を利用することも憶えた。 遊裏はその辺のチンピラ相手なら、5人程度でも何とかやり過ごすことが出来る喧嘩の腕前を持っていたのである。 (だから、ここに来ようなんてことも考えたんだよ……。少々甘かったけどな) 内心、自分の甘さに舌打ちしつつ、ここに入った瞬間に襲われた奴らは確かに、強かったと思い出す。 とは言え、元々トラブルを避けようと逃げたがために、要らない労力を使ってしまって、負けただけだと自負している。 正面から闘っていれば、勝つ自信は十分にあったのだ。 ましてや、今のコイツらにはそれほどの実力はない。 自分より相手が強ければ逃げ出す類の連中だ。 取り囲んでいることで安心もしている。 隙さえ見せなければ、袋叩きも可能だと、間合いを詰めて来る。 ゆっくりと、胸のポケットに手を入れて、その金属製の感触を確かめる。 遊裏の行動に、少年たちは訝しげに眉を顰めた。 刹那の動きで、遊裏は手にしたそれを親指で弾いたのである。 少年たちの隙間を抜けて、背後の金属製の看板に当たる音に、少年が一斉に音の方に視線を向けた。 その隙に遊裏は、逆の方向に駆け出し、正面にいた少年の足にスライディングタックルの要領で引っかけて転がし、囲いの外に飛び出した。 「ああーーっ! このガキっ!!」 「……待ちやがれっ!!!」 素早く立ち上がって、追って来た相手の拳を避けて、足を引っかけ体勢を崩した所で、肘を脇に打ち込む。 その次に来た相手の蹴りを、身を伏せることで躱して、さらに反対側からの蹴りを、今さっき自分が叩き伏せた少年を盾にすることで凌いで見せた。 直ぐにその場を離れて、自ら攻撃に転じる。 先ほど、親指で弾いたパチンコ玉をさらに2、3個手にして、走りながら、相手の足元に放つ。 相手がたたらを踏んだ隙に、その懐に自ら飛び込んで、鳩尾に肘討ち、顎に掌底を叩き上げた。 「うわあ、一人でやっちゃったよ……克っちゃん」 「…………」 その声に、ハッとして、振り返ると、アジトの入り口に助太刀に入ろうとしたのか、英二と克也が立っていた。 この光景に唖然として、その場に立ち尽くしている。 「あ……す、すまない! つい……」 よく考えれば、この連中は克也の仲間である。 それを遠慮なく叩きのめしてしまったのは、さすがにやりすぎたか……。 「何で、謝んだよ?」 その、克也の問いに、遊裏は目を見開いた。 「いやだって……」 「………お前が喧嘩、吹っ掛けた訳?」 遊裏は黙って首を横に振った。 「だったら、別に謝ることねえよ。――喧嘩は売った方も買った方も自己責任。多勢に無勢で勝ったお前の方が凄いんだよ」 「……でも……やっぱり暴力は……」 「ここには暴力なんてねえよ」 「……え?」 「ここでの力は暴力じゃねえ。自分を、仲間を……守るための力だ」 克也はそう言って、歩き出し、倒れている少年たちの肩口を軽く蹴りつけた。 「だから、見境なく喧嘩吹っかけんなって言ってんだろうが」 「……で、でも……知らねえ奴がいたから……」 言い訳をする少年に、克也が鋭い視線を向けた。 「……はあ? てめえが知らない奴だろうが、【ここ】にいる以上、オレが関知してねえと思ってんのか?」 「!」 「……徹夜明けでハイになって、気がでかくなってんのか? それとも……まさか、クスリやってねえよな?」 「……や、やってねえッス!!」 「てめえをてめえで壊す奴はここに必要ねえ。いつもそう言ってるよな?」 「だから、やって……ません……っ!!」 「もう、その辺にしたら? 克っちゃん。ここって【Flame】結成当時からのオレ達しかいない場所だから、知らない奴がいて粋がっちゃったんだよね?」 ニッコリ笑って言う英二に、救いを見たのか、思い切り少年たちは頷いた。 「……でもさあ」 すっと笑みを引っ込めて、瞬間。 風が少年たちに向かって吹き抜けた。 その頬や肩口が、薄く切り裂かれる。 「もう少し、時間考えて、喧嘩してくれる? 折角おチビと一緒にいたのに、台無しじゃん?」 「そりゃ、お前の都合だろうが?」 英二の言い分に、思わず克也が突っ込みいれて、ハッとしたように、英二は克也に向き直って頭を下げた。 「克っちゃん、ごめん! 部屋占領しちゃって!!」 「別に……気にしてねえよ。ああ、シーツはてめえで洗えよ?」 苦笑をしながらそう言って、遊裏の前に向かった。 「……強いんだな。遊裏」 「……え?」 「でも、程ほどにしとかねえと、また痛い目見るんじゃねえの?」 克也の言い回しにハッとした。 【また】ってどう言う意味だ? 「あ、あの……!?」 「……んぁ?」 眠そうに欠伸をしながら振り返った克也に、言葉が詰まる。 彼は城之内克也と言う名前で、川井静香ではない。 だが……。 そう、彼は当時……【記憶を失っていた】のである。 川井静香は本名ではないと言っていた。 ならば……彼は……。 「君は、1年ほど前、外の病院に入院しなかったか?」 「……? 何言ってるんだ?」 「だ、だって……」 どう聞けば良いんだろうか。 いや、それ以前に、彼は自分を覚えていない。 彼の方は、遊裏の姿を見知っているのだから、覚えていれば直ぐに判ったはずだ……。 「いや、なんでもない……」 「変な奴だな……」 苦笑する克也に、遊裏は小さく笑い返し、家に向かう。 英二も伴って家に入ると、リョーマが遊裏に向かって駆け寄って来た。 「遊裏! スッゴイ強いんだね! ビックリした。オレとそんなに変わんないのに……」 「……喧嘩は慣れだから」 「ってか、おチビは喧嘩する必要ないの! オレが守るんだからね」 「ヤダ」 「おチビ〜〜〜!」 「オレだってエージ守りたいもん! 守られるだけなんてヤダ」 「それは……まさか……」 「喧嘩の仕方教えて?」 予想通りのリョーマの言葉に、遊裏は思わず頭を抱えた。 「……だって、オレには力がないから、喧嘩は無理だってエージも克也も周助も言うんだ。でも、遊裏はオレとそんなに変わんないし。それでも、あれだけ闘えるなら、オレも闘いたい。守られるだけなんてイヤだ!」 思わず、克也と英二に視線を向ける。 「オレと英二は特殊能力あるから……。喧嘩の実力だけで言えば、武藤に勝てるか自信はねえな」 「それは……確かに。周助は元々、力技得意じゃないし」 遊裏ほどの細腕で、あれだけのことが出来るのを垣間見てしまえば、自分だって! と思ってしまうのも仕方ない。 「でも……やっぱり喧嘩は慣れだし……」 痛いし、しんどいし、メンドクサイ……と遊裏が続ける。 「でも! オレ、守られてるだけってヤダからっ! エージがオレを守るために人を傷付けるのもヤダ!」 だったら、自分でやった方が良い! そう言って、リョーマは駆け出した。 「……愛されてんなあ?」 英二の肩に腕をかけて、からかうように克也が言うと、英二は少しだけ薄く笑って、首を振った。 「……でも」 「?」 「記憶……戻ったら……どうなるか……」 「あー……」 「記憶?」 「……おチビ、自分の名前と、年齢以外何も憶えてないからね」 黙り込んだ克也と、複雑そうな英二の表情に、遊裏は首を傾げつつ、 「記憶が戻ったらどうなるって言うんだ?」 「よく言うだろう? 記憶が戻ったら失ってた間のことを忘れるって……」 「……あ……」 「だから……克っちゃんみたいに……」 「英二」 英二の言葉を遮るように、新たな声が聞こえた。 「周助……」 「リョーマくんが呼んでるよ。何で追いかけて来ないの! って駄々捏ねてる。行って上げなくて良いの?」 「うわ、やっば!」 慌てて駆け出して行く英二に、遊裏は呼び止めるタイミングを逸してしまった。 だから、反射的に克也を振り返ってしまう。 「……ああ、オレ……1年くらい前に、軽い記憶障害になったらしいんだ。っても全然憶えてないんだけどさ。気がついたら、一ヶ月過ぎてるから、戸惑ったことがあんだよ」 だから……。 記憶をなくしているリョーマの本当の記憶が戻れば、その時の克也のように、数年分の記憶が飛んでしまう……かもしれない。 それを英二は恐れていると言う。 「ああ、そうそう。そん時、確か……三週間くれえ入院したんだっけ?」 周助への問いかけだった。 周助は肩を竦めて、頷いた。 「大変だったんだよ。あの時は……」 「らしいな、オレは全然覚えてねえんだけど……」 「……川井……静香……」 小さく呟かれた遊裏の声に、克也が大きく目を見開いた。 「……君は、静香……くん、なのか?」 「はあ?」 さらに怪訝な表情をする克也に、遊裏は慌てたように首を振った。 「何でもない」 「待てよ!」 そのまま踵を返そうとして、乱暴に腕を掴まれた。 「……何で、静香を知っている?」 「……――え?」 低い声で凄むように問われて、遊裏は眩暈を憶えつつ、微かに問い返す。 そんな遊裏の様子に、周助が慌てて割って入った。 「待って、克也」 「周助」 「君は静香ちゃんのことになると、やっぱり冷静さを無くすよ。だから、僕が聞く……良いね?」 「……判ったよ」 大きく息をつき、遊裏の腕を放して、克也の方が踵を返した。 「もう一寝入りして来るな」 「ああ。お休み」 周助はそう言って、遊裏を食堂に誘った。 「君は……そう、武藤遊裏くんだったね」 「……ああ」 今更何でそんなことを? と、視線で問いかけながら、遊裏は自分の疑問を口にした。 「……静香くんは……」 「静香ちゃんは、克也の妹だよ」 「……え?」 「君は……1年前――病院で克也と同室になった子だね」 「……!」 息を飲んで、目を見開く遊裏に、周助は柔らかに事情を話した。 「――だから、その辺の記憶は……克也には曖昧なんだよ。自分が病院では【川井静香】と呼ばれていたことも知らない」 「そう、か。だから英二は……」 「ああ。リョーマくんの記憶が戻ることを恐れてるのさ」 茫然とする遊裏に、周助は苦笑を浮かべて問い掛けた。 「君は克也を好きなんだろう?」 「……え?」 「見れば判る。君は最初から克也に惹かれてる……違うかい?」 頬が熱くなったのを感じて、遊裏は周助から目を逸らした。 どう言えば良いのか判らなかった。 あの時【静香】が、退院する時。 遊裏の包帯が取れる日も決まっていた。 その日、必ず会いに来るからと約束したのに、彼は来なかった。 初めて、その姿を見ることが出来ると期待していたあの日。 姿を見せなかった彼に……心底から落胆した瞬間。 1年という時間の中で、彼の存在が希薄になり、すっかり忘れていた。 夢に見なければ思い出しもしなかったはずだ。 声を聞いただけでは、彼を【静香】だと思わなかった……。 似ているとさえ、微塵も感じなかったのだ。 「オレは……別に……」 「川井静香のことはこの際考えなくて良いよ。彼の存在は幻なんだから……」 「え?」 「……。君は、ここに来て、初めて克也に会って、克也に惹かれた。それじゃ……駄目なのかな?」 「!!」 周助は立ち上がって、遊裏の頭を撫でた。 「何時になるかは判らないけど。ここにいれば、遊戯くんに会える可能性は高いよ。君が遊戯くんに会いたがる気持ちは、克也には良く判る感情だから……何とかしてくれる筈だ」 周助が食堂を出て行くのを、見つめながら、上気する頬と、脈打つ心臓に、遊裏は大きく息をついた。 今の今まで忘れていたのに……。 彼を好きだと認めて良いのだろうか? 考えながら立ち上がって、遊裏は部屋に向かった。 自分の借りている部屋に入ると、ベッドで眠っている克也に、そのまま扉にピッタリ張り付いてしまった。 「……何で……?」 目を閉じてグッスリと眠る克也に、迂闊に近付くことはせず(昨夜の英二からの経験上)椅子を引っ張って、座り込んだ。 「……君のことを……好きになっても良いのか? オレは……」 「……お前、オレが好きなのか?」 「ひっ!!」 「ひって……何だよ、その反応……」 クスクス笑いながら、克也が起き上がった。 「寝てたんじゃないのか?」 「……あのなあ、お前が入って来た気配で目が覚めたんだよ」 「……ああ、ご、ごめん」 「で? お前、オレのこと好きなの?」 「……そ、それは……」 「オレ、切れるとお前を焼き殺すかもしれねーぞ?」 「……え?」 キョトンと問い掛けて来る遊裏に、克也は肩を竦めて見せた。 「静香のこと、何で知ってるんだ?」 ベッドを下りて、遊裏の傍に寄り、手が届く間合いを取って立ち止まる。 そうして、問い掛けて来る克也に、遊裏は慌てたように答えた。 「あ、それは……君の妹は知らない。オレの言ってる【川井静香】は男だから……」 「……」 と、いきなり克也が遊裏に向かって圧し掛かって来て、遊裏は思い切り慌ててしまった。 「か、克也くん?」 「……あービックリした。お前と静香が知り合いで、もしかして付き合ってたりなんかしたりしてとか色々、考えちまってた……」 遊裏の耳元でそう呟き、苦笑を浮かべて、体勢を立て直す。 そうして、暫し遊裏を見つめて、その頬に口付けて来た。 「すまねえ」 「……な、何が?」 「昨夜……お前にキスしちまった」 「は?」 「……お前のこと気に入ってるけど……やっぱ、駄目だ……。すまない」 「克也……くん?」 「オレのことなんか、好きになんな」 小さく呟いて、克也は遊裏の身体を一度だけきつく抱き締めた。 「……!」 「……近い内に、遊戯に会わせてやる……。そしたら、そのまま、Radiusの領域に行くか、家に帰るか……その二つの選択肢で行動しろ」 「でも、君は……!」 「あの条件は忘れていい」 そう言って、克也は遊裏から離れると、部屋を出て行った。 「判らないよ……克也くん……」 一人取り残されて―― 小さく呟く声は、朝の訪れで広まっていく人の気配に、淡く溶けて消え去った。 <続く> |
な、長すぎ……(滝汗) 最初なかった設定を加えたせいで、まさに首締め状態……です。 こんばんは、作者兼管理人の保志陽都です。 何かこの二人の恋愛模様書くのイヤです。(^^;) もう、さっさとくっ付いて欲しい……(本音) こんな複雑な葛藤とすれ違いは書くのが大変です。 でも、旨い具合に、英二とリョーマに引っ掛けれたのでそれは嬉しかったり。 何か、もう起と承を一気に書いた気がするので次はいきなり転かも……;; そうそう。 遊裏は喧嘩の腕は中々の設定です。 特殊能力なしなら、克也にも勝てます。 後、周助は力技は苦手ですが、あくまでも苦手なだけで出来ない訳じゃありません。 実際、手刀一発で克也、気絶させることが出来る人ですし(笑) 周助と遊裏が闘ったらどっちが勝つんだか……(謎) しかし、何でこう喧嘩のS−ンになると手が捗るんだろう?(笑) 事細かに描写するのが好きですが、私は喧嘩が得意な訳でも、格闘技が出来る訳でもありません(笑) まあ、遊裏の攻撃は殆どが急所狙いだったと言うことで(笑)指弾を使うのは、ウチの闇遊戯の十八番なので(笑) 後……川井静香(城之内克也記憶喪失バージョン・笑)×遊裏の話は後日番外編でお届けします。 この話に、間接的に関係はあっても直接関係ないので、次回にその話が入ることはありません。 いやだって、入れると無駄に長くなるし纏まり無くなるし。次回は遊裏に叩きのめされた連中の遊裏に対してのリベンジと、それによって変わる克也と遊裏の関係……ってとこでしょうか?(笑) 早くくっ付いてくれ……私の願いはそれだけだ(笑) ってか自分も経験あったくせに、リョーマと英二のことで、あれだけ動揺したのは……。 まだこの設定が無かったからです(滝汗) ま、まあ、やっぱ声のせいってことで(逃げ) |